縁起の良いものを寄せ集めた「宝尽くし文」の一つです。 「宝尽くし文」は、器の絵付けだけでなく着物や調度品などに好んで使われていた図柄で、元は中国の吉祥思想の一つ「八宝」に由来し、それを室町時代に和風化したものが宝尽くし文と呼ばれています。

宝珠は「金銀財宝や望むものを思いのままに出すことができる、災難を除き清らかにする」と言われ、それが「良い人生を過ごせる・夢を叶えることができる」と広まり信じられています。

今回は宝珠と桃とうさぎを描きました🐰

桃も縁起のいい食べ物として有名ですよね。

日本でも、昔々に土坑から2千個以上の桃の種が出土しました。この桃は祭祀に使われたものとされ、この頃には日本にも桃に対する信仰が伝来していたと考えられています。

平安時代になると、追儺(ついな、節分の起源)で鬼を追うための桃弓や桃杖が使われ、正月には桃の木片で、卯槌(うづち)というお守りが作られたようです。桃のパワーは相当な物ですね🍑

刺青を入れる際の参考にしてみてください!

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新潟県長岡市のsilkneedletattooで見習いとして勉強をさせてもらっています。

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