【プロビデンスの目】
「Providence(プロビデンス)」という単語は、キリスト教における“すべては神の配慮によって起こっている”という概念を意味していて、日本語では“摂理”や“神の意思”と訳されることが多いです。プロビデンスの目は、“全能の目”や“万物を見通す目”、“神がすべてを見通す目”だと考えられています。

シンボルとしてのプロビデンスの目は、紀元前数千年の古代メソポタミアおよび古代エジプトに起源を持ち、キリスト教の三位一体(Trinity)という概念を表す象徴として用いられてきました。
今現在もアメリカ合衆国の国章の裏面や、アメリカ合衆国の1ドル紙幣にもプロビデンスの目のデザインが用いられており、その他にも宗教画や各国の歴史的な大聖堂、町や大学の紋章、通貨のデザインなどにも用いられています。
また、かつて存在したアメリカ情報認知局(IAO)のシンボルマークにも《プロビデンスの目》が用いられていたそうです。
今日はプロビデンスの目のワンポイントタトゥーを彫ったので、プロビデンスの目について詳しく調べてみました。
今日のお師匠
